花束に思いを託して

高校を卒業して、フローリストを目指している教え子にアドバイスをと思い、お花屋さん経験のある友人に話を聞いてました。そのときのお礼をメールしていたら、ちょうどNHKでその教え子の憧れの東信(あずままこと)さんが映し出されてました。すぐさま教え子にテレビのことを連絡。

彼はお花の注文があったとき、相手がどんな人で何のために贈るのかを大事にするんだと言ってました。それぞれのストーリーを大事にされていて、コロナ禍で、いつもより2割注文が増えたそう。
施設に入った母親に「元気でいてください」のメッセージ
成人式が中止になったけれど晴れ着を着て髪飾りに感謝のダリアをつけておかあさんに見せたいはたちのお嬢さん
結婚式を挙げられなかった妻へ、などなど
それぞれの内面に紡がれる花物語

フローリストの仕事は、野にある花を束ねてどうだではなくて、お客の心を支えてくれる、満たしてくれるもの。

教え子を通じて、素敵な世界を垣間見ることができ、豊かな気持ちになりました。



2021年03月04日 Posted byほくしん at 00:22 │Comments(0)

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