卯年(うどし)大祭

南魚沼市の塩沢地域では、12年に1度の大祭、卯年祭りというのが行われています。

江戸時代から続く歴史あるもので、こちらの地域ではうさぎ年に災害や疫病がはやると言われ、その厄除けに市内旧塩沢町の数ヶ所で4月からお盆にかけて行われています。

300年以上続く祭りで、
1783年には浅間山が噴火してこちらに灰が降ってきて作物が取れなくなり疫病がはやったとか
記憶に新しい2011年には東日本大震災と新潟福島集中豪雨で、山や田んぼが崩れこちらも停電断水が続きました。

昨年は、猛暑による不作、特にこしひかりの等級格落ちはひどいもので、常に1等比率が高かったものが、1等比7.5、2等比57.5、3等比30.2という前代未聞の数値でした。

そして暦の世界では、2月の節分で年が変わるということで、実は今はまだ卯年なのです。

元日に能登半島中心に大きな地震が起きて、迷信と片付けられない古い言い伝えに驚いています。

災害の多い日本に住む先人たちはたびたび大きな災害に見舞われながらも、なんとか力を合わせて復興してきたのだと頭が下がります。

きょう輪島市の中学生約250人が集団避難されました。どうか皆さんお元気でいらしてください。そして災害復興が早く進みますように祈っています。
卯年(うどし)大祭昨年の卯年祭り
卯年(うどし)大祭旗持ち、天狗、おかめ、神官、おはやしの屋台など山の集落をまわります



2024年01月17日 Posted byほくしん at 14:27 │Comments(0)

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